Chaton の ひとりごと


欧州の田舎と路地裏歩きが大好きな、お気楽chatonの独り言。一人さまよった旅の記録。                 
by merci-voyage
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TOSCANA ① July 2009

2009年7月25日(土)

トスカーナ・オルチャの谷へは3度目の訪問。
1度目は夏のモンテプルチャーノに宿をとり、
2度目は冬のサンクイリコドルチャを基点に。
3度目の今年はいつか泊まりたいと願っていたピエンツァに。

初めてピエンツァを訪れた時、
オルチャ渓谷の美しさに魅了され、
いつか自転車に乗ってオルチャの谷に下りていきたい。。。
そんな夢を抱きました。
漠然とした夢は強い思いとなって
chatonの中で膨らんでいました。
念願かなった今年。
レンタル自転車を借りてオルチャの丘と谷を走り回りました。
この猛暑の炎天下の中、ほんと物好きといわれそうですが
本人は大満足・大感激の毎日でした。

(すっかりオルチャの谷に魅せられ
その後も何度も訪れることになるのですが。。。)

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ラ・スペッツィアから列車とバスを4回乗り継いで
大好きな村ピエンツァにたどり着いたのは
午後も3時をまわったころでした。
長かったぜ・・・。
ちょうど午後の日差しが一番強くなるころでした。
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村はずれのB&Bにチェックイン。
小さなベランダからオルチャ渓谷の
美しい丘陵地帯が見渡せました。
眺めのいい部屋を・・・。
予約時のリクエストを
ちゃんと覚えていてくれたようです。
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B&Bのオーナーに自転車を借りたいんだけど
どっか知ってる?って聞くと
”あなたが乗るの?”と、その表情はちょっと無理なんじゃない?と言いたそう。
そうそう、私が乗るのよ。と、地図におっきな丸を付けてもらい、
喜々としてレンタル自転車屋さんを目指します。

かわいらしい村のBARの真っ白なパラソルは
以前訪れた時とおんなじ。
c0269736_20514376.jpg
村はずれにあるというレンタルショップを
見つけられないまま紛れ込んだのは住宅街。
お庭でプラムの収穫をしている親子に尋ねると
優しそうなお母さんが案内しますよと。

突然現れた異邦人の案内役に指名されたのは
6,7歳くらいのピンクのミニスカートをはいた女の子。
恥ずかしそうに、でも突然のご指名にちょっと得意げな
かわいらしい彼女の案内で無事ショップに到着。
天使のようにかわいらしい彼女は
”GRAZIE”の言葉に照れくさそうに微笑んで
駆け足で今来た道を戻っていきました。

気のいいおじさんの経営するレンタルショップは
自転車だけではなく、バイクもレンタル可。
ちょっと見、普通の民家でこりゃあ一人では見つけられないね。
日本から来たというと”遠いとこから来たんだね~”と、しみじみ。
イタリア語オンリーのおじさんからは優しさがにじみ出ていました。
一番小さな自転車を用意してくれましたが 
それでも足が届かず、(こっちの自転車はママチャリじゃないんだよね)
どこかに電話してさらに小さい子供用の自転車を
持ってこさせてくれました。

乗りなれない仕様の自転車にふらつくChatonに
おじさんはちょっと心配そうでしたが
すぐに慣れるよと、明るい笑顔で送り出してくれました。

時刻はすでに夕刻でしたが、ワクワクが止まりません。
村の中を抜けちょっとだけオルチャの谷へ。
途中の糸杉がトスカーナにいることを感じさせてくれます。

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坂道に任せて風を切り、
緩やかなスロープを走り抜けます。

夕方の水まきかな。
イタリアの人はどんな時でも
きちんとアイロンのきいたシャツを着ているんだよね。
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あこがれていた、小麦の束が転がる風景。
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これが相棒のヴァレンティーニ号。
ヴァレンティーニおじさんの自転車だからね。
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道端には可憐な草花。
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しばらく坂道を下って行くと
広い広い牧草地帯に。
どこまでも広がる黄金色の世界。

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感無量・・・。
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黄金色の小麦畑に、儚げな白い花。
日差しはまだ強いけれど
そよそよと吹く風に白い花がゆらりゆらりと
優しく揺れています。
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一斉に転げ落ちるコロコロを想像して
一人笑ってしまった。
c0269736_20522130.jpg

イタリアの三輪車がやってきました。
コロコロって結構大きいのだ。
舗装されていない道は車の通った後は真っ白な砂煙。
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あこがれていたコロコロのある風景が
こんなに近くに。。。
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太陽の動きとともに
少しずつ印影が濃くなってきます。
向こうに見えるのはアミアータ山脈。

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今下った道を戻ります。
緩やかに思えた坂道も上りになるとかなりきつい。
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自転車をこいで登ることはあきらめ
えっちらおっちらと自転車を押していると
向こうから手を振りながら走ってくる人が。
こんなところに知り合いはいないけど・・・?。
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見知らぬ人はB&Bのオーナーでした。
聞くと毎日ジョギングしてるとか。
凄いね。この坂道走るなんて。
世界遺産オルチャ渓谷の中を毎日ジョギングなんて
スゴ、贅沢!!!
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小麦の刈り取りのあとが
見事なウエーブを楽しませてくれます。
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大急ぎでお宿に戻りシャワーを浴びて夕食へ。
この明るさで実はすでに夜の9時前。
欧州の夏は太陽が大活躍。
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村のレストランは夕食を楽しむ人たちで
にぎわっていました。
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絶対ここ。と決めておいたレストランへ。
以前来た時にお料理もスタッフも
飛び切り素敵でお気に入りになったお店。

けれどオーナーが変わったのか、
メニューもスタッフもがらりと姿を変えていました。

ペコリーノチーズとグリル野菜。
ポークのお料理と
パンナコッタ。
飲めないなりにトスカーナのワインも少しいただいて
ウマウマの晩餐。
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清算をお願いすると、
端数はいいよとおまけしてくれました。
ぼったくられることはあっても
お値引きなんてめったにない!
なんていい人たちなんだと、
ありったけの(あくまでも気持ちですが)
チップを置いて店を出ました。

昼間の喧騒とは違い、静かな静かな村の夜。
明日からの自転車の冒険に胸をときめかせながら
ピエンツァ1日目の夜が更けていきました。




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by merci-voyage | 2017-07-25 00:00 | 【′09 7月】ギリシャ・イタリア・仏 | Comments(0)

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